どうも、11月のなかばに上司に「会社を辞める」と宣言をして、年末の退職に向け、着々と準備を進めているぼくです。
勤務日数も残り10日!
今回は、会社を辞めたいと思っているあなたに向けて、「退職願の準備・渡し方の基本」について解説します!
ぼくは、すごく心配性なので、「退職願 渡し方」でググって、1ページ目に出てきたサイトを全て読んだうえで、無事に上司へ渡すことができました。
そんなぼくの失敗も含めて、実例付きで説明します。
この記事を読めば、初めてでも安心して、退職願を準備・提出できますよ!
2. 1週間前に退職願を出した、ぼくの失敗と成功
1. 退職願を渡す前の準備
まずは「退職願」の準備から。
以下の3つを説明します!
- 退職願とは?退職届との違い
- 退職願の書き方
- 封筒の書き方
退職願とは?退職届との違い
退職を決めたら、会社にその意思表示をするための書類を提出します。
そこで登場するのが「退職願」と「退職届」です。
どちらも、退職したい旨を伝えるためのものですが、大きな違いとして次の点があります。
ニュアンス:会社を辞めたいと思っています → 提出後に取り消すことができる
ニュアンス:会社を辞めます → 提出後に取り消すことができない
簡単に言うと、退職願のほうが「ものごし柔らかい版」といった感じです。
いきなり「退職届」を出すと、キツイ印象を与えてしまうかもしれません。
まずは、「退職願」でジャブを打っときましょう!
退職願の書き方
退職願の書き方について説明します。
まずは、見てもらった方が早いと思うので、ぼくが提出したものとほぼ同じ内容を、下の画像に再現しました。
再現したと言っても、ネットにあるテンプレとあまり変わりないですが。
要素としては、以下の通りです。
- タイトル
- 宛名
- 退職理由
- 退職希望日
- 提出日
- 所属部署
- 氏名
縦書きor横書きは、どちらでも大丈夫です。
ぼくが使った「会社の様式」は、画像の○○の部分が空欄になっていて、A4用紙に印刷した後に、黒のボールペンで記入しました。
退職届の場合は、若干ですが文言が異なるので注意が必要です。
封筒の書き方
封筒の書き方は、特に説明するまでもありません。
下の画像のように書きます。
オモテ:タイトル
ウラ :所属部署と氏名を行頭をずらして書く
● 白無地で郵便番号欄がないもの
● A4用紙三つ折りの場合は「長形3号」のサイズ
退職願は、提出したのち様々な人が見るので、封をする必要はありません。
なので、封筒はなるべく、ノリテープなどがないものを選ぶといいです。
2. 退職願の渡し方
無事、退職願が完成したのはいいものの、「どうやって渡せばいいんだろう?」と悩みますよね?
「退職願 渡し方」でググって、10件以上のサイトを読んで分かったことについて、以下の順にまとめます!
- 渡すタイミング
- 誰に出すか
- 渡し方
渡すタイミング
まずは、退職願を渡すタイミングについて説明します。
ネットで調べた結果、以下の2つがありました。
● 直属の上司に、“初めて退職交渉をするとき”に渡す
● 直属の上司と相談後、“退職日が決まってから”書いて渡す
多くの場合は、後者の「“退職日が決まってから”書いて渡す」の方がいいです。
なぜなら、退職交渉の場では、「上司」も人間ですから、少なからず動揺するでしょう。
そこで、退職願まで突き付けてしまうと、更に動揺させ、冷静な判断ができなくなってしまうかもしれません。
また、退職願に「退職希望日」を書かなければいけませんが、これはほとんど「退職日」と同じ意味だと思います。
退職日については、直属の上司に希望を伝えた後に、更に立場が上の上司とも、相談したうえで決定されます。
これらの理由から、「“退職日が決まってから”書いて渡す」ようにしましょう!
上司に相談した「退職希望日」から、「退職日」が延びることもありませんでした
会社の規則で、「いつまでに出さなければいけない」というのがあれば、それに間に合うように、早めに上司と相談しましょう
誰に出すか
基本的に、退職願を渡す相手は、「直属の上司」です。
退職交渉が問題なくできていれば、すんなりと受け取ってもらえます。
どうしても、受け取ってもらえない場合は、更に立場が上の上司に出しましょう。
渡し方
退職願を渡す、当日の渡し方について説明します。
ネットで調べた結果をまとめると、以下のような感じです。
● 渡し方:二人で直接会って手渡す
● 時間帯:朝一から午前中の間
● 場所 :会議室や個室など、人目に触れない場所
● 言葉 :お礼を言う、「これ、お願いします。」という事務的なものは避ける
これらを守っていれば、大きな問題はないでしょう。
朝一が良い理由は、上司や自分の仕事を中断する必要がないからです。
とはいえ、朝一で多くの人が事務所にいる中、上司と二人で出ていったら、勘のいいひとにはバレちゃいそうですよね?
なので、事前に上司のスケジュールを確認し、「打合せ」などを設定したうえで、上司にその旨を伝えておくといいでしょう。
ほとんどの場合は「退職願」を渡すだけなので、5分もかからないと思います。
3. 1週間前に退職願を出した、ぼくの失敗と成功
実際に、ぼくが「退職願」を渡すにあたり、“上手くいったこと”と“上手くいかなかったこと”を振り返ります。
ぜひ、参考にしてください。
【失敗】白無地の封筒が手に入らず、期限ギリギリで提出
まずは、上手くいかなかったことから。
見出しの通り、余裕をもって出すつもりが、期限ギリギリでの提出になってしまいました。
原因は、「白無地の封筒」がぜんぜん手に入らなかったことです。
白無地の封筒を使うのなんて、「退職願」を出すときくらいじゃないでしょうか?
地味に失敗
いざ、残業後に閉店前の百均に足を運ぶと、目的の白い封筒があったので、よく見ずに買って帰りました。
ここで、最初の失敗。
「郵便番号の枠」がついているものを買ってしまっていました。
当然これは使えず、翌日もう一度買いに行きました。
しかし、棚をどれだけ注視しても、目的の封筒はありませんでした。
その後、1時間半ほどかけて、書店・スーパー・別の百均など合わせて5店を回りましたが、どこにも売っていませんでした…
ググってみると、やはりなかなか売っていないようで、事務用品の専門店などに行かないと、買えないことが分かりました。
週末の準備で、その週のうちに出したかったのですが、休日に準備を整えることにしました。
白無地長形3号の封筒は意外なところに!
無事、封筒を買うことができたのですが、意外なところに売っていました。
それは、「イオン」です。
イオンの、食材などが売られているエリアにあったんです!
「イオンなら近くにある」という人も多いと思うので、とりあえず見てみるといいです。
もっと計画的に進めるなら、ネットで買うこともできます!
【成功】上司にサクッと渡せた作戦
次は、上手くいったことです!
先ほども書きましたが、「上司に退職願を渡す」という行為、ぼくは、朝一に30秒でケリをつけることができました。
ここで、渡し方についてもう一度おさらいすると
● 渡し方:二人で直接会って手渡す
● 時間帯:朝一から午前中の間
● 場所 :会議室や個室など、人目に触れない場所
● 言葉 :お礼を言う、「これ、お願いします。」という事務的なものは避ける
という感じでしたね。
では、ぼくの場合はどうだったかというと
● 渡し方:周りに人がいる状況
● 時間帯:朝一の朝礼前
● 場所 :事務所(近くには部長の席も)
● 言葉 :「おはようございます!これ、今いいですか?お願いします!」
はい、常識をぶち破りました。
要は、誰にもバレずに渡すことができればいいわけです。
そこで!ぼくが考えた作戦で使ったもの、それは…
白くて大きくて、デカデカと「退職願」と書かれた封筒を人前で出すのは、もちろん無理です。
しかし、「中が透けないクリアファイル」に入れてあれば、中身は一切見えません!
また、「事務所でクリアファイルを上司に手渡す」という行動に、違和感を持つ人もいないでしょう。
ということで、黒のクリアファイルに入れた「退職願」をチラッと見せながら、「おはようございます!これ、今いいですか?お願いします!」と言って、すんなりと渡すことができました。
言葉はあまり良くなかったかもですが、「お世話になりました」なんて言って渡したら、一発で周りの人にバレちゃいますから、これで良かったかなと思います!
まとめ:退職願の渡し方はこれでバッチリ!
- 退職願を渡す前の準備
→「退職届」よりも「退職願」の方が、ものごし柔らかい印象
→「退職願」と「退職届」では、文言が若干異なる
→ 封筒は、白無地で郵便番号欄がないもの(A4用紙三つ折りなら「長形3号」) - 退職願の渡し方
→ 初めて退職交渉をする場では、渡さない
→ 直属の上司に手渡す
→ 朝一から午前中の間に、人目に触れない場所でお礼を言って渡す - ぼくの失敗と成功
→ 失敗:白無地の封筒が手に入らず、期限ギリギリで提出
→ 成功:「中が透けないクリアファイル」で、30秒で渡せた
ということで、会社を辞めたいと思っているあなたに向けて、「退職願の準備・渡し方の基本」と、実際のぼくの体験から「失敗と成功」について解説しました!
今回、解説した基本を守っていれば、初めてでも安心して退職願を準備・提出できるでしょう。
また、ぼくと同じ失敗をしないためにも、「白無地の封筒」は、早めに用意しておくことをオススメします!
「退職願」を渡す前に、直属の上司と退職交渉をする必要があります。
以下の記事では、ぼくが上司に退職を宣言した当日の話を、記憶が鮮明なうちに書きました。
>>ついに、ついに言えた!7日前、上司に会社を辞めると宣言してきた【社会人2年目の実話】
ぜひ、参考にしてください!
それではまた!
実際に、退職願を出した人の話が知りたい