初めて使ったベアリングが壊れ、ニンジャベアリングに換えてから、5年間使い続けています!
今回は、そんなぼくが行っている、ベアリングを長持ちさせるためのメンテナンス方法をご紹介します。
実際に、ぼくが行っているときの写真を使いながら説明するので、わかりやすいと思います!
また、ニンジャベアリングの場合、他のベアリングと方法が少し異なるので、注意点も合わせて解説します。
この記事を読むことで、回らなくなったベアリングを復活させ、快適に走れるスケボーを手に入れましょう!
2. ニンジャベアリングのメンテナンス方法
1. 【スケボー】ニンジャベアリング洗浄時の注意点
まずは、ニンジャベアリングを簡単に紹介した後に、洗浄時の注意点として、他のベアリングとの違いについて説明します。
ニンジャベアリングとは
画像のような、手裏剣をモチーフにしたケースが特徴的な、スケートボードベアリングの国産メーカーです。
なんと、「F1やジェットエンジンにも技術提供している、トヨタグループの日本メーカーが、“スケート専用に開発した”ベアリング」だそうです!(ニンジャベアリング公式ページより)
もう、これ聞いただけで、すごいなって分かりますよね!
そんな、ニンジャベアリングのおすすめポイントは、こちらの記事で紹介しています。
>>【スケボーベアリング】ニンジャは5年使っても壊れない【おすすめ】
ニンジャベアリングと他のベアリングの違い
ニンジャベアリングは、他の多くのベアリングと違い、ベアリング側面のシールドが、金属製です。
(その他のベアリングは、ゴムみたいな素材の、ラバーシールドが使われています。)
こちらの画像の、文字が刻んである部分がシールドです。
注意点として、金属製のシールドは基本的に外れません。
シールドは薄い板状なので、無理やり外そうとすると、変形して修復できなくなります。
ベアリングの洗浄方法を検索すると、多くの場合、ラバーシールドのものを対象にしています。
ラバーシールドは簡単に外れるため、シールドを外して洗浄していますが、金属製のシールドの場合は、外してはいけないので注意してください。
その他、ニンジャに関わらず、ベアリング洗浄時の注意点として、以下の2点があります。
1.グリスタイプのベアリングは、基本的にメンテナンス不要
2.シールドとリテーナー(ボールの間隔を統一するための部品)を両方外すと、ベアリングがバラバラになり、戻すのが面倒なため、どちらかしか外してはいけない
注意点はこんなところです。
それでは、いよいよ洗浄方法を解説していきます!
2. 【スケボー】ニンジャベアリングの洗浄手順【写真で解説】
ニンジャベアリングの、洗浄手順を解説します。
誰でも簡単にできるので、是非やってみてください!
ベアリングを外す
まずは、今使っているスケボーから、ベアリングを外しましょう。
こちらの動画を参考にしてください。(ベアリングの外し方は、1分50秒~です。)
yewckyTVさんを紹介いたしました!
他にも、参考になる動画が盛りだくさんです!
用意するもの
ベアリングの洗浄に、必要な道具がこちらです。
用意するもの
- パーツクリーナー
- 汚れをふき取るもの(キッチンペーパーなど)
- ガムのボトル
- マイナスの精密ドライバー
- ボトルより少し大きいピンセット(写真に入れ忘れました笑)
- ベアリング専用オイル
ガムのボトルの代わりに、ガラス瓶を使っている人もいますが、大変危険です!
ぼくも昔、ガラス瓶を使っていましたが、洗浄中に瓶の底が抜けて、ベアリングがぶっ飛んでいきました…。危ない!
洗浄手順
洗浄手順を説明します。
PCで見ている人は、左から右に進んでください!
取り外したベアリングです。
本来はもっと汚れていますが、撮影の前に
拭いてしまいました笑
キッチンペーパー等にパーツクリーナーを吹きかけ、表面の汚れをふき取ります。
※心配な方は、手袋をして行ってください。
一度ふいた状態でしたが、まだ汚れが残っていました。
8こ全てを、拭き終わりました。
先の細い精密ドライバーを使い、リテーナーを外します。
リテーナーを傷つけないよう、優しく行ってください。
とはいえ、そこまで慎重にならなくても大丈夫です。
外側から、ボールとリテーナーの隙間を狙うと簡単に取れます。
リテーナーを取り外せました。
シールドは、絶対に取り外さないでください!
8こ全てを、取り外します。
リテーナーを外したベアリングを、ボトルに入れます。
パーツクリーナーを吹き付け、全てのベアリングが浸るくらいまで、液を溜めます。
パーツクリーナーは、揮発性が高いので、ふたをしながら吹き付けた方がいいです。
全体が浸りました。
すでに少し濁っていますね。
蓋をしてボトルを小刻みに振ります。シャカシャカ!
※蓋の隙間から液が漏れてくるので、外でやったほうがいいです笑
液が黒くなり、汚れが落ちていることが分かります。
キッチンペーパーなどで水気をとり、内部の液が揮発するまで、置いておきます。
ベアリングを取り出した後の液はこんな感じ。
細かい汚れが沈んでいます。
残った液は、キッチンペーパーに吸わせてゴミ箱へ。
リテーナーも、パーツクリーナーを使って拭きます。
ボールの部分は、綿棒を使うといい感じです!
左が拭いた後、右が拭く前の状態です。
拭く前は、汚れで黒くなっていることが分かります。
8こ全てを、拭き終わりました。
リテーナーだけでも、こんなに汚れていました。
ここで、ベアリング専用オイルの登場です。
1このベアリングにつき、2~3滴をボール上に垂らします。
ベアリングの内輪を持ち、何回か回してオイルを馴染ませます。
精密ドライバーを使って、ボールの間隔を整えます。
こんな感じで、だいたいでOKです!
ボールの位置を合わせながら、リテーナーを取り付けます。
しっかりはまったら、完了です。
8こ全てやったら終了です。お疲れ様でした!
メンテナンス後、しばらく使わない場合は、さびを防ぐために、ベアリング全体にオイルを塗るのがオススメです!
すぐに使う場合も、オイルを塗っておくと、ウィールへの取り付けが、スムーズに行えます。
まとめ
- 【スケボー】ニンジャベアリング洗浄時の注意点
→ ニンジャベアリングのシールドは、金属製
→ 金属製のシールドは、基本的に外れない - 【スケボー】ニンジャベアリングの洗浄手順【写真で解説】
→ 誰でも簡単にできる
→ リテーナーには、綿棒がおすすめ!
ということで、ニンジャベアリングのメンテナンス方法について、解説しました。
ぼくは、今回ご紹介した方法で、5年間使い続けられているので、同じようにやっていただけたら、ベアリングを長持ちさせることができるでしょう!
メンテナンスの頻度については、ベアリングの回転が、明らかに悪くなった時に行えば大丈夫です。(回転が悪くなってからも、わりと普通に使えます。)
この記事を参考に、あなたも回らなくなったベアリングを復活させ、快適なスケートライフを送りましょう!
メンテナンス時に必要な、「ベアリング専用オイル」のおすすめは、こちらの記事をどうぞ。
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それではまた。
ニンジャベアリングは、他のベアリングと違うけど同じ洗浄方法でいいの?