初心者でも間違わない!スケボーの組み立て方【7年目のぼくが画像で解説】

スケートボード

 

スケボー初心者
スケボーを練習してたら、デッキがボロボロになってきた…そろそろ交換かなぁ

お気に入りのデッキを、自分で1から組んでみたい!

初心者でも間違わないように、組み立て方をわかりやすく教えてほしい!

しとしき
スケボー歴7年目のぼくが、あなたのお悩みを解決します!

 

今回は

  • スケボーのパーツを交換したい
  • スケボーを1から組んでみたい
という人に向けて、 スケボーの組み立て方 を解説します!

 

多くの人が手にする初めてのスケボーは、「コンプリート」といって、すべてのパーツが組まれた状態のものですよね?

 

なので、初心者のうちは

スケボー初心者
分解・組み立ての方法がわからない

間違ったやり方をしたらどうしよう…

と不安になっちゃいますよね?

 

でも、大丈夫!

この記事では、そんな“初心者のあなた”にも 分かりやすいように、画像もりだくさんで丁寧に解説 します!

 

この記事で解説する方法は、ぼくがこれまでの6年間で何度もやってきた方法です。

しとしき
問題なく楽しみ続けられているので、この通りにやってもらえば間違いありません!

 

組み立てるときの注意点や“他の解説にはないコツ” なんかも書いていきます!

 

この記事で、正しくスケボーを組み立てて、すぐにでも練習しに行きましょう!

 

この記事でわかること
1. スケボーの正しい組み立て方と組み立ての手順
2. 組み立てるときの注意点と“他の解説にはないコツ”

 

1. スケボーを組み立てる前に準備するもの4つ

 

スケボーを組み立てる前に、準備してほしいものが4つあります。

この4つです!

準備するもの4つ
● +ドライバー
● ツール
● ベアリング用のオイル
● ヤスリ

 

ツール

まずは、スケボー専用の工具である「ツール」です。

上の画像のT形をしたやつですね。

 

スケボーには、3種類の大きさのナット(ネジ)が使われています。

「ツール」が1つあれば、 3種類すべてのナットに対応 しているので、すごく便利です!
しとしき
まだ持っていないという人は、ぜひ1つ持っておきましょう!

 

詳しく知りたい人はこちらの記事!
>>【スケボー】トラックが壊れた…寿命?いや、まだいける!【ツールレビュー】

 

+ドライバー

次に、一般的な工具である「+ドライバー」です。

上記の「ツール」には、だいたい付属しているのですが、小さいので少し使いづらいです。

 

別で1本あると、作業がしやすいです。

しとしき
ほんとにフツーのやつで大丈夫です!

 

ベアリング用のオイル

3つ目が「ベアリング用のオイル」です。

これは「何っ!?」てなりますよね?

 

これも、絶対に必要なわけではありません。

“他の解説にはないコツ” につながるのですが、このオイルがあると、ある工程がすごく楽になります!
しとしき
なくても組み立てられるので、心配しなくてOK!

 

ヤスリ

最後に、「ヤスリ」です。

これもなんでもOKです。

しとしき
ぼくは、100均のやつを使ってます!

 

また、すでにデッキテープが貼られているなら、必要ありません。

 

スケボーのパーツ

もちろん、スケボーのパーツも必要です!

すでにスケボーを持っていて、一部のパーツを交換したいという人は、「あなたのスケボー」と「交換用のパーツ」を準備してください。

 

「ばらばらにパーツをそろえて、1から組み立てます!」というあなたは、以下のものを準備してください!

準備するパーツ5つ
● デッキ(スケボーの板)
● ラック
● ウィール(タイヤ)
● ベアリング
● ビス、ナット

※左下はステッカーです。貼りたい場合は、準備しましょう!

 

今回は、ぼくが信頼しているネットショップ、「SECOND SK8」で取り扱われている「DIYセット」を買ったので、これを使って解説します!
しとしき
ぼくがメインで使っている「デッキ」と「ウィール」は、「SECOND SK8」で買ったもので、何度もリピートしています!

 

準備ができたら、さっそく組み立てていきましょう!

 

2. スケボーの組み立て方を画像35枚でわかりやすく解説!

 

それでは、組み立ての手順を見ていきましょう!

しとしき
初心者のあなたでも、組み立てやすい手順になっているので、安心して進めていきましょう!

 

デッキにトラックを取りつける

まずは、デッキ(スケボーの板)にトラックを取りつけます。

以下の3つを用意します。
 
● デッキ
● トラック
● ビス、ナット

 

しとしき
部屋の中でやる場合は、画像のようにダンボールなどをしくと、床がキズつきません!

※今回、ぼくが買ったセットでは、すでにデッキテープが貼られています。

デッキとデッキテープを別で買ったという人は、こちらの動画を参考に貼りましょう!

Hi5Skateboardingチャンネルさんは、スケートショップの店長さんのチャンネルなので安心です!

 

デッキの前と後ろの見分け方!

実は、デッキには前と後ろがあります!

前側をノーズ、後ろ側をテールと言って、 間違って使うとトリックがやりにくく なってしまいます!

 

以下の4つの見分け方があります。

デッキのノーズとテールの見分け方4つ
● デッキのデザイン
● ノーズとテールの“長さ”のちがい
● ノーズとテールの“高さ”のちがい
● ノーズとテールの“太さ”のちがい
しとしき
順番に説明します!

 

デッキのデザインで見分ける

これがいちばん簡単な方法です!

デッキにデザインがある場合は、デザインを見たときの上側もしくは左側がノーズ(前側)です。

 

下の画像のように、「SMBLANKS」などの文字が入っている場合は、文字の先頭側(左側)がノーズです。

   

“長さ”のちがいで見分ける

ノーズとテールは、長さがちがいます。

ノーズのほうが、テールより“ちょっとだけ長い” です。

 

実際に測ってみるとわかります!

 

“高さ”のちがいで見分ける

ノーズとテールは、高さもちがいます。

ノーズのほうが、テールより“ちょっとだけ高い” です。

 

これも、実際に測ってみるとわかります。

 

“太さ”のちがいで見分ける

ノーズとテールは、太さもちがいます。

ノーズのほうが、テールより“ちょっとだけ太い” です。

 

しとしき
これは、正直むずかしいです笑

なるべく、上の3つの方法で見分けるようにしましょう!

 

トラックの取りつけ

ノーズとテールがわかったところで、トラックを取りつけます!

今回は、テール側から取りつけますが、どちらからでもOKです。

 

まずは、テール側の4つの穴のうち、ななめの2つの穴にビスを入れます。

 

ビスを手で押さえながら、デッキを反対に向けて、トラックの穴に差し込みます。

 

手でナットを取りつけ、しまるところまで回します。

2か所とも取りつけてください!

 

そうしたら、残りの2つの穴にもビスを入れ、同じようにナットを取りつけます。

 

4か所のナットをしめた状態ですが、手で回しただけだと、スキマができるくらいユルユルです。

ポイント
はじめからキツクしめると、トラックを真っ直ぐ取りつけることができません!

 

「+ドライバー」と「ツール」を使ってしめていきますが、まだ完全にはしめきりません!

かるい力で回して、「かたくなってきたな」と思うところまでしめます!

 

このとき、さいしょに入れた2本 → あとに入れた2本の順にしめると、トラックを真っ直ぐ取りつけられます。

しとしき
んん? 右手にカメラ、左手にドライバー この写真どうやって…?
しとしき
ひざ\(^o^)/
ひとりでがんばりました笑

というのはさておき。

 

かるくしめた後は、4つのビスがデッキテープの表面から、少しういてる状態になります。

 

こうなったら、また、さいしょに入れた2本 → あとに入れた2本の順に、かたくしめます。

こんな感じで、ビスとデッキテープの表面が、たいらになるくらいまでしめれば、取りつけ完了です!

 

ノーズ側のトラックも、同じように取りつけましょう。

もしも、色がちがうビスが入っていれば、ノーズ側の内側どちらかに使うのがオススメです!
しとしき
前足をおく位置の目印になります!

 

ノーズ側も取りつけたら、トラックの取りつけは完了です!

 

ウィールにベアリングを取りつける

次に、ウィール(タイヤ)にベアリングを取りつけます。

以下の3つを用意します。
 
● デッキ+トラック
● ウィール
● ベアリング

 

 

取りつけ前の準備

ウィールにベアリングを取りつけるときは、トラックのはし(シャフト)を一か所だけ使います。

 

スケボーを横向きに立てて、もともとついている、ナットをはずします。

 

トラックのシャフトには、かた側に2つずつワッシャー(銀色のわっか)がついています。

小さいですが、とても重要な部品です!

 

ワッシャーと「ベアリングの内側のわっか」は、同じ大きさです。

この2つがかさなる部分は、しょうげきに強いですが、 そのまわりは、しょうげきに弱い です。
 
しとしき
ベアリングを長持ちさせるためにも、忘れずに取りつけてください!

 

他の解説にはないコツ

ここで、「“他の解説にはない”ベアリングをとりつけるときのコツ」をご紹介します!

 
コツは、「ウィールの内側に、ベアリング用のオイルをぬる」です!

しとしき
これをやると、ベアリングの“取りつけ”だけじゃなく、“取りはずし”もすっごいラクになります!

 

これは、ほんとにオススメです。

やってないと、ベアリングを取りはずすのに、ものすごいチカラが必要になります笑

 

やり方も簡単なので、やっておきましょう!

やり方:ウィールの内側にオイルを少しつける → 指でのばす

 

ベアリングの取りつけ

それでは、ベアリングを取りつけていきます!

トラックのシャフトに、ワッシャー1枚 → ベアリングの順に入れます。

 

ポイント
ベアリングにも向きがあります。
側面がすべて、たいらになっている面が、外側を向くように取りつけます。

 

ウィールを手で持ち、下向きに押しこみます。

ある程度入ったら、体重をかけて両手で押すと、しっかりと入ります!

 

ウィールを持ち上げて、ベアリングがしっかりと入っていることを確認します。

 

ウィールを持ち上げたとき、 ワッシャーがついてくる ことがあるので、注意しましょう!
 

 

反対側も、同じように取りつけます。

 

4このウィールに、2つずつ取りつけたら、完了です!

 

しとしき
ここまでくれば、あと少し!

 

トラックにウィールを取りつける

いよいよ、完成が近づいてきました!

さいごに、トラックにウィールを取りつけます。

 

ウィールを取りつける前に、シャフト部分にオイルをぬります。

ポイント
ベアリングとシャフトがこすれ合う部分にオイルをぬっておくと、ウィールがよりスムーズに回転します!

 

オイルをぬったら、ワッシャー1枚 → ウィール(+ベアリング) → ワッシャー1枚の順に入れます。
 

 

ツールを使って、ナットをしめます。

 

ナットのしめ具合も、ポイントがあります!

ポイント
ナットはしめすぎない!
● シャフトがはみ出さない
● 少しスキマができる

 

ウィールを手で持って、上下にカタカタ動かせるくらいが目安です!

 

4つのウィールをすべて取りつければ、完成です!

しとしき
いやー、おつかれさまでした!
さっそく、練習だー!

 

おまけ:トラックのかたさ調整

練習に行く前に、確認しておきたいことがあります!

しとしき
それは、「トラックのかたさ」です!

 

今回、ぼくのもそうだったのですが、買ったばかりのトラックは、かなりかたく調整されています。

トラックがかたすぎると、 思うようにターンができず、非常にキケン です!

 

画像のように、ツールで調整できるので、チェックしてから練習に向かいましょう!

 

とはいえ、初心者の人は、トラックを“少しかため”に調整するのがオススメです。
しとしき
トリックの上達しやすさに関係します!

 

以下のそれぞれの記事で、 「トラックのかたさ調整の大切さ」 についてまとめているので、ぜひ合わせて読んでみてください!

 

>>【スケボー初心者】プッシュが上達するポイント4つ【HOW TOではない】

【スケボー初心者】プッシュが上達するポイント4つ【HOW TOではない】

>>【スケボー】オーリー初心者がやってはいけないこと【上達しにくい】

【スケボー】オーリー初心者がやってはいけないこと【上達しにくい】

 

まとめ:スケボーの組み立ては簡単!自分でやってみよう!

  • スケボーを組み立てる前に準備するもの4つ
  • スケボーの組み立て方を画像35枚でわかりやすく解説!
    → デッキにトラックを取りつける
    → ウィールにベアリングを取りつける
    → トラックにウィールを取りつける
    → トラックのかたさ調整

 

ということで、

  • スケボーのパーツを交換したい
  • スケボーを1から組んでみたい
という人に向けて、 スケボーの組み立て方 を解説しました!

 

スケボーを長く続けていると、何度もパーツを交換したり、練習中に一部がこわれてしまったりと、 自分で組み立てることも多く なります。

 

この記事で解説した方法をしっかりと覚えて、スケボーを楽しんでいきましょう!

しとしき
わすれたら、また見にきてねー!

 

オーリーを練習中のあなたに、合わせて読んでほしい記事があります!

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それではまた!