【スケボー】オーリー初心者がやってはいけないこと【上達しにくい】

スケートボード

 

スケボー初心者
オーリーの練習を始めたけど、なかなか上達しない

何かアドバイスが欲しい

しとしき
スケボー歴6年目のぼくが、あなたのお悩みを解決します!

  

今回は、ついにオーリーの練習を始めた初心者に向けて、 たった1つのやってはいけないこと をお伝えします。

 

それはズバリ、 “トラックを柔らかくするな” です!

 

“ギクッ”とした人もいるのではないでしょうか?

過去のぼく
ギクッ

 

とくに、上手い人と練習している初心者の人は、トラックを柔らかくしているのではないでしょうか?

 

上手い人のクイックなターンや、ルーズなスタイルには憧れますし、マネしたくなりますよね~。

 

さらには、「絶対柔らかい方がいいよ!」とすすめられます。

しとしき
はい、ぼくの体験談です。
めっちゃマネしてました!

 

しかし、結論から言うと、初心者のオーリー上達には逆効果なんです!

 

しとしき
ぼくは、声を大にして言いたい!
初心者は、 “トラックを硬く調整すべし!”

 

理由は後で書きますが、読むのが面倒くさい人はとりあえず上記を実行してもらえれば、 オーリーが上達しやすくなるでしょう。

 

詳しく知りたい人だけ、続きもどうぞ!

さっそくいきましょう!

 

この記事でわかること
1. オーリー初心者が、トラックを硬く調整すべき理由
2. トラックの硬さ調整の方法

 

1. 【スケボー】オーリー初心者がやってはいけないこと

 

先ほども書きましたが、オーリー初心者は “トラックを柔らかくしてはいけません!”

 

スケボー初心者
えっ、上手い人は柔らかくしてるし、すすめられるのにやっちゃダメなの!?

と思いますよね?

 

しとしき
はい。
トラックは柔らかくしないでください!
オーリー上達には、逆効果です。

 

それでは、理由を説明します。

 

上手いオーリーには、バランスが必須

上手いオーリーをするには、バランスが必須です。

 

なぜなら、しっかりとバランスをとり、 デッキを地面と平行にした状態で、テールを弾かなければいけない からです。

 

オーリーの動きって、冷静に考えるとかなりハードですよね。

  1. 半つま先立ちで立つ
  2. 上半身の姿勢を保ちながらしゃがむ
  3. ジャンプしながら、両手を上げ、左右の足は別々の動きをする
  4. 細いデッキの上に着地する

 

この過酷な流れを、不安定なデッキの上で、常にバランスをとりながら行うわけです。

しとしき
ちょっとした筋トレかな?と思っちゃいますね。

 

トラックを柔らかくするということは、ただでさえハードなこの動きを、 さらに不安定な足場で行うのと同じ です。
スケボー初心者
ちょっと、ムリかも…

 

上手い人は、意識しなくてもバランスをとれる

スケボー初心者
じゃあ、なんで上手い人は、トラックが柔らかくても上手いオーリーができるの?

と思いました?

 

その理由は簡単で、 “めちゃくちゃ練習したから”   これにつきます。

 

ぼくがオーリーの練習を始めた時、上手い人から言われました。

「上手いオーリーがしたいなら、10万回は跳ばないとだめだよー」

しとしき
えぇっ!?と思いながら、真に受けて必死に練習したのを覚えています笑

 

つまり、上手い人はそれだけの数をこなしています。

 

その結果、何も意識しなくても、不安定なデッキの上でバランスをとることができる。

この前提があるので、トラックが柔らかくても、上手いオーリーができるのです。

 

初心者には、まだ無理です【道具に頼ろう】

初心者の場合は、スケボーに乗ること自体にも、恐怖心が残っていると思います。

 

そんな中でグラグラするデッキを使っていては、「転ばないかな」と気が気じゃなく、 オーリー練習以前の問題 です。

 

なので、初心者が柔らかいトラックを使いこなすのは、“まだ”ムリです。

オーリーの楽しさが分かってから、徐々に慣れていけばいいので、まずは道具に頼りましょう!

しとしき
“まだ”ムリなだけ。
練習すればいける!

 

トラックを硬くすれば、足場がグラつかず、余計な心配をすることなく、 安心してオーリーの練習に集中 できます。

 

ぜひ、やってみてください!

 

2. 【オーリー初心者】スケボートラックの硬さ調整の方法

 

トラックの、硬さ調整の方法について説明します。

以前に、こちらの記事でも説明していますが、おさらいです。
>>【スケボー初心者】プッシュが上達するポイント4つ【HOW TOではない】

 

トラックの硬さ調整方法

トラックの硬さ調整は、道具さえあれば、すぐに誰にでもできるので安心してください!

必要な道具についても、あとで書きます。

 

トラックを硬くするには、 「キングピンナット」を締めてください。

 

キングピンナットは、トラックの真ん中にある一番大きなナットです。

しとしき
これだけ。簡単ですね!

 

キングピンナットの締め方は、こちらの動画を参考にしてください。

Hi5Skateboardingチャンネルさんは、ネットショップの店長さんが運営されているので、安心です。

 

注意
締め過ぎはNG!
不自由なくターンができる程度にしてください。

ターンができないスケボーは、危険です!

 

必要な道具

最後に、トラックの硬さ調整に必要な道具を紹介します。

 

それが、以下の2つです。

  • Tツール
  • スパナ(レンチ)

 

下の画像は、ぼくが実際に使用しているものです。

 

Tツール

Tツールは、 スケボー専用の工具 で、これ1つでスケボーの分解・組み立てができます。

 

シンプルなものは1,000円以下で買えるので、練習のときには、常備しておくことをオススメします!

 

 

少しお金に余裕のある人は、「アクスルシャフト用ねじ切りダイス」が付いている、こちらのタイプがおすすめです!

 

 

初心者のうちは、たぶんこの機能を使うことはないと思います。

しかし、後々かならず役に立ちます。

しとしき
ぼくは、今まさにこの機能が無くて困っていたので、今ネットで買いました!

 

とはいえ、ニンジャのツールは少し値段が高いです。

ぼくが買ったものは、2,000円以下のものですが、問題なく使えています。

 

こちらの記事で、レビューしています。
>>【スケボー】トラックが壊れた…寿命?いや、まだいける【レビュー】

 

スパナ(レンチ)

これは、“THE工具”って感じですね。

 

要は、ナットを回せれば何でもいいわけです。
しとしき
ぼくもTツールを持っていなかった時は、家の工具箱から引っ張り出して使っていました!

 

スケボーには、3種類のナットが使われています。

 

それぞれの大きさは、以下の通り。

  • キングピンナット:9/16インチ(14.3 mm)
  • アクスルナット :5/16インチ(12.7 mm)
  • ビス用ナット  :3/16インチ(9.5 mm)

しかし、これらはインチサイズであり、なかなか手に入れにくいと思います。

 

そのため、ミリサイズのスパナの場合は、以下のサイズで代用できます。

  • キングピンナット:14 mm
  • アクスルナット :13 mm
  • ビス用ナット  :10 mm
しとしき
多少大きくても、引っかかって回せるので大丈夫です。

 

スパナ(レンチ)は、一般的な工具なので、近くのホームセンターや百均でも買うことができます。

 

ネットで買ってもすぐに届きますが、出先などの緊急時には、探してみましょう。

まとめ:オーリー初心者がやってはいけないことは、ただ1つ

  • 【スケボー】オーリー初心者がやってはいけないこと
    → トラックを柔らかくしてはいけない!
  • 【オーリー初心者】スケボートラックの硬さ調整の方法
    → キングピンナットを締めるだけ!

 

ということで、オーリーの練習を始めた初心者に向けて、 “たった1つのやってはいけないこと” をお伝えしました!

 

上手い人に憧れる気持ちは分かりますが、まずは自分の中にしっかりと基礎を作りましょう。

しとしき
やっぱり基礎は大事!

 

この記事で紹介した方法は、 「キングピンナットを締める」だけ と、誰でもすぐにできる方法なので、まずは試してみて下さい!

 

オーリーができるようになると、スケボーの楽しさは何倍にもなるので、コツコツ練習を続けていきましょう!

 

オーリーの練習をするなら、合わせて読みたい記事がこちら!
>>【スケボー初心者】ゼロからのオーリー練習【やらなくていいこと】

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それではまた。