今回は、
- これからスケボーを始めたい人
- そろそろ、デッキを変えようかなと思っている初心者
スケボーのデッキには、
- キック
- コンケーブ
- シェイプ
といった様々な特徴がありますが、この記事では「サイズ」のみについて書きます。
なぜなら、上記3つの特徴は、初心者が普通にスケボーを楽しむ分にはほとんど影響しないからです!
しかし、「デッキのサイズ」の違いは、 トリックのやりやすさにも関係してくる ので、あなたの目的に沿ったものを選びたいです!
この記事を読むことで、初心者は1枚目に選ぶべき 「デッキのサイズ」の不安がなくなり、練習に集中 することができます!
さっそく行きましょう!
2. 「デッキのサイズ」による特徴
3. スケボー初心者には7.75インチがおすすめ
1. スケボーの「デッキのサイズ」の意味
そもそも、「デッキのサイズは何を表しているのか?」、また、「サイズごとの特徴」について解説します!
デッキのサイズが表しているもの
基本的にデッキのサイズは、〇〇インチと表記されています。
これは、 デッキの幅(太さ方向の長さ) を表しています!
REVEL ROYALさんのサイトにある、こちらの表がわかりやすいです!
こちらの表を見ると、 デッキの幅が増えるにつれて、ノーズからテールまでの長さも長くなる ことがわかりますね。
デッキのサイズによる特徴
先ほどの表のように、デッキのサイズはたくさんあります!
この中で、最も標準的なサイズが7.75インチで、7.5インチ以下は細いデッキ、8.0インチ以上は太いデッキといえます。
だいたい、このくらいが普通ということが分かればOKです!
ここでは、そんなサイズごとの特徴を見ていきます!
● デッキが軽く、弱い力でもコントロールしやすい
● スケボーを回転させるトリックがやりやすい
● 安定性が低い
● 基準となるサイズで、オールマイティーにこなせる
● デッキが重く、コントロールには少し力が必要
● スケボーを回転させるトリックがやりにくい
● 安定性が高い
ここでいう「スケボーを回転させるトリック」というのは、デッキから両足が完全に離れるトリックのことです。
以前に初心者向けとして紹介した「ショービット」や、中級者だと「キックフリップ」などがこれにあたります。
下の動画のようなトリックです。
特徴の中で、「安定性」という部分が分かりにくいと思います。
例えば、先ほどの「スケボーを回転させるトリック」では、両足が一度デッキから完全に離れて、再びデッキの上に着地する必要があります。
このとき、 細いデッキだと「足を置ける部分が少ない」 というのがあります。
これにより、つま先やカカト側に寄って着地した場合、思わぬ方向に曲がっていってしまいます。
また、 太いデッキほど、縦方向の長さも長くなり、真っ直ぐ進みやすい です。
キックフリップ初メイクは7.5インチだった【経験談】
見出しの通りです。
ぼくは足が小さい(23cmのスケシューを使用)こともあり、一枚だけ7.5インチのデッキを使っていたことがありました。
なんとこのとき、スケボーをする上で第2の壁ともいえる「キックフリップ」を初メイクできたのです!
というわけで、回転系のトリックで悩んでいる人は、 今よりも細いデッキに換えてみると、すんなりメイクできるかも しれません!
2. 初心者のスケボーのデッキサイズは7.75インチがおすすめ!
これからスケボーを始めようという人には、 7.75インチ(標準)のデッキ がおすすめです!
理由を説明します!
初心者は7.75インチがいい理由
7.75インチのデッキは、さきほどの「デッキのサイズによる特徴」に書いた通り、 標準的なサイズで、可もなく不可もなく という感じです。
初心者からしたら、
と思いますよね?
しかし、これら2つの特徴は相反するもので、同時には手に入りません。
7.75インチは、これら2つの特徴に優れているわけではないけど、おとっているわけでもない、 ある意味で両取りできる ということです。
スノーボードの場合
「トリックに向いている板」や「ターンの安定性が高い板」など、板ごとに特徴が顕著に現れますが、これから始めようという人が、とがった性能のものを選ぶということはないですよね?
これと同じです。
ということで、 初心者は汎用的になんでもこなせる、7.75インチのデッキ を選ぶといいでしょう!
気持ちはわかります。
ですが、どのサイズでも 自分の中に基準がないことには、換えるべきかどうかは分からない ですよね?
なので、「ある程度練習してみて、やりにくいと感じたらサイズ変更を考える」くらいのスタンスでOKです!
小学生などは、例外もあり
初心者には7.75インチをおすすめしますが、 例外 もあります!それは、小学生のような 体が小さい人の場合 です。
先ほどの、REVEL ROYALさんのサイト内に目安がありました!
小学生だと、7.0~7.375インチがいいみたいです!
ちなみに、ぼくは身長164cm、靴のサイズは23cmですが、7.5インチでは「やっぱり細いな」と感じました。
それ以降は、7.75インチを使い続けています。
まとめ:スケボーの「デッキのサイズ」の意味と初心者におすすめのサイズ
- スケボーの「デッキのサイズ」の意味
→ サイズ = デッキの幅
→ 細いデッキ:コントロール ○、安定性 ×
→ 太いデッキ:コントロール ×、安定性 ○ - 初心者のスケボーのデッキサイズは7.75インチがおすすめ!
→ 7.75インチは、コントロールと安定性の両取り!
→ 例外:体が小さい人は細いデッキのほうがいい
ということで、
- これからスケボーを始めたい人
- そろそろ、デッキを変えようかなと思っている初心者
デッキのサイズ選びで迷っている人は、ぜひ参考にしてください!
とはいえ、 1段階くらいの違いなら、そこまで大きな差はありません。
欲しいサイズが売り切れている場合は、近いサイズを選んでも後悔はしないので安心してください!
「サイズなんかより、このデザインがお気に入りなんだ!」という場合は、それもありです!
モチベーションが上がりますからね。
あなたも全力で楽しんで、良いスケートライフを送りましょう!
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それではまた!
サイズによって何が違うの?
はじめはどのサイズを選べばいいんだろう?